車種別取付例 | CHEVROLET(シボレー)

  • 車種 : コルベットZR1
  • エンジン : LT5 347(5700ccスモールブロック)
  • 取付パーツ : M800 イグニッションモジュール
  • 出力 : 414.4ps/50.2kg-m
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コメント : C4型コルベットのZR1は、コルベット唯一ツインカムエンジンを搭載している伝説のモデルです。
純正のイグニッションモジュールが壊れやすいという弱点を持っているのですが、この部品が製廃となってしまったために、今後の維持に不安を持ったオーナー様からご相談を頂きました。
エンジン制御コンピューターをM800に変更し、汎用のボッシュ製イグニッションモジュールが使用できるように仕上げました。
パワーアップではなく、長期的な維持を目的としたセットアップですが、ノーマルを58.6ps/4.4kg-mも上回り、街乗りでの燃費も大幅に改善することができました。
オーナー様からも、ピタリと安定するアイドリングをはじめ、V8特有のデロデロ音が無くなり、アクセルを踏めば即加速する「別のエンジンになった」ような感じと、大変喜んでいただけました。
MoTeC制御の作業をしてから6年後、オーナー様がアメリカから取り寄せた奇跡の新品エンジンを、丁寧な慣らし運転後に再セッティング。結果はローラーシャシダイ換算で497.28psという、最新型コルベットに匹敵する出力でした!

  • 車種 : C4 コルベットZR1
  • エンジン : LT5 347(5700ccスモールブロック)
  • 取付パーツ : MoTeC M130 イグニッションモジュール
  • 出力 : 387ps/50.9kg-m
  • 作業 : バーニーズ
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コメント : 純正部品の欠品と高騰で、希少なZR1の維持が難しくなっていることから、汎用部品で制御可能なMoTeC ECUを選択して頂きました。純正のネガティブな部分を、より現代風にリファインすることで、乗りやすさ、全域の力強さが体感レベルで向上。エンジンの振動も、収まりました。【詳細記事

  • 車種 :トレイルブレイザーSS
  • エンジン : LS2改6600cc
  • 取付パーツ : MoTeC M84
  • 出力 : ATのため計測できず
  • 作業 : プライベート

コメント : プライベーターのお客様が、コツコツと製作している愛車です。エンジンは元々LS2(6000cc)が搭載されているのですが、ワイセコのピストン、キャリーズのクランク&コンロッドで6600ccに排気量アップ。これにトリックフロー製のヘッドとカムを組み合わせて、LSXRT102サージタンク&90φスロットルを組んでいます。
アメ車らしいドロッドロッという排気音が、MoTeCでセッティングすることで、乾いたフィールに変わりました。大排気量ならではの幅のあるトルクを存分に楽しめるクルマです!【詳細記事

  • 車種 : コルベットZ06
  • エンジン : LS7 427(7000ccスモールブロック)
  • 取付パーツ : M800+ツインターボキット
  • 出力 : 732ps/88.4kg-m

コメント : 同じ仕様の2号車として製作させて頂きました。
こちらは、より大きなボールベアリングターボを装着しているので、押さえ気味に調整したにも関わらず、軽く732psを叩き出してしまいました。
納車前の実走調整で試乗をしたところ、恐ろしいほどの速さにビックリ!
トルクでもディアブロツインターボや800ps超えの国産チューニングに負けていません。
バケモノのような加速は、オーナー様以外に乗りこなせる人はいないでしょう。

  • 車種 : コルベット Z06
  • エンジン : LS7 427
  • (7000ccスモールブロック)
  • 取付パーツ : M800+ツインターボキット
  • 出力 : 760.8ps/93.1kg-m

コメント : 史上最強のスモールブロックといわれるLS7は、アルミブロック化することで、7000ccもの排気量にもかかわらず、日本車のエンジンと遜色ない重量に仕上がっています。
ノーマルでチタン製のバルブ(ナトリウム封入式)やチタンコンロッド、15mmリフトカム、圧縮比11 : 1、ドライサンプなど、レーシングエンジン並みの作りで、超大排気量なのに7000rpmまで軽く回ります。
このエンジンにツインターボをボルトオンしてモーテックM800でコントロールしたところ、3000rpmも回せばストリートには敵なし。アクセルを不用意に踏み込めば、時速100km/hからでもホイルスピンするほどのモンスターになりました。