Toyota GR Yaris 2024 G16E M1 KIT

TOYOTA GR Yaris のために設計された MoTeC M142 Plug-In ECU Kit は、 純正 ECU を完全に置き換えるモータースポーツグレードの制御システムです。 純正ハーネス・燃料系・センサーをそのまま使用でき、加工なしでインストール可能です。

M1 ECU を核とするこのキットは、燃料・点火・スロットル・カムシャフトを高精度に制御し、 G16E ターボエンジンの潜在性能を最大限に引き出します。

さらに、高圧直噴システムに加えてセカンダリーポート噴射にも対応(高抵抗インジェクター)。 高出力化、ハイブースト、ハイエタノール燃料での安定運用を可能にし、 純正 ECU では到達できない領域のチューニングを実現します。

純正システムとの統合も綿密に設計されており、

  • Drive Mode(Normal / Sport / Track)
  • Head-Up Display
  • Cruise Control
  • 直噴制御(高圧ポンプ含む)
  • 純正メーターの警告機能

などの純正機能を維持したまま、MoTeC の自由度と拡張性を獲得できます。

また、オプションの Diff ハーネス(#61618)により、 リアデフ制御を純正の Differential Mode Switch と統合してプログラム可能です。

<非対応機能について>
以下の純正機能は M1 Package では動作しません。

  • アクティブクルーズコントロール
  • ダイナミックスタビリティコントロール(DSC)
  • 低速プリクラッシュシステム
  • レーントレースアシスト
  • クルーズ作動時の設定速度表示
  • ヒルホールドアシスト

また、Radar Collision サブシステムとは連携しないため、 警告音や警告灯が継続して表示される場合があります。

CAN ISO Gateway(オプション)を使用すると、 以下のシステムに関連する警告が純正メーターに表示されなくなります。

  • ダイナミックスタビリティコントロール(DSC)警告
  • 低速プリクラッシュシステム警告

これらは競技車両向けの機能であり、 安全装置の異常をドライバーが認識できなくなる可能性があります。

本製品は、G16E-GTSエンジンを搭載したToyota GR Yaris 2024に対応した Plug-In ECU Kit です。 純正 CAN 通信を完全に統合し、パワーステアリング、ABS、スタートシステム、メーターパネルなどの主要な純正機能を維持したまま MoTeC 制御へ移行できます。

■キット内容

M142 ECU 本体

  • 13142M – M142 ECU Marine

アダプターキット

57006 – BOSCH LSU 4.9 ワイドバンドラムダセンサー

61250 – M1 アダプター 200mm 34W Key 2 分岐ハーネス

61251 – M1 アダプター 120mm 26W Key 3 分岐ハーネス

61252 – M1 アダプター 120mm 34W Key 1 分岐ハーネス

61253 – M1 アダプター 200mm 26W Key 1 分岐ハーネス

61800K – LTC – LSU Lambda to CAN (500K)

61430 – M1 アダプター LTC Loom

61497 – M1 アダプタ CAN ISO Gateway 電源ハーネス

61605 – 電源延長ハーネス

61616 – M142 Toyota Yaris GR 2020/4 Adaptor Box

61619 – Toyota GR CAN ISO Gateway

取付用マウントキット

  • 61617 – M142 Yaris GR 2024 マウントキット

 ①DTM 2ピン オスコネクタ

 ②DTM 2ピン メスコネクタ

 ➂M3 × 8mm S/S ボタンソケットスクリュー

 ④M5 S/S フラットワッシャー ×2

 ⑤M5 × 25mm S/S ボタンソケットスクリュー ×2

 ⑥デュアルロックテープ

 ⑦ケーブルタイマウント

 ⑧ケーブルタイ(4.8 × 200mm)×8

ライセンス

  • 23578 – M1 Licence – Toyota GR Yaris 2024
■Differential Control

M142 Plug-In ECU Kit は、Toyota GR Yaris の純正 ECU を完全に置き換えるだけでなく、アクティブリアデフのクラッチ制御までプログラム可能なモータースポーツグレードの制御システムです。

純正の 3 ポジション Differential Mode Switch と連携し、 競技用途に合わせたデフ特性を M1 Package 内で直接設定できます。

さらに、MoTeC 9 Position Switch(#56100) を使用することで、 より細かなデフモードを構成可能。 車両挙動に対する要求に応じて、 駆動力配分・ターンイン特性・トラクション性能を高精度に調整できます。

Toyota Yaris GR 2024 Diff ハーネス を使用することで、 リアデフ制御の拡張機能を完全に利用できます。

■機能詳細

純正システムとの連携

  • 直噴システム
  • スタートシステム
  • メーターパネル(警告表示含む)
  • ドライブモード
  • アクティブリアデフ
  • 電動パワーステアリング

純正機能を維持しながら、MoTeC の自由度と拡張性を獲得できることが、この Plug-In ECU Kit の大きな特徴です。

事前設定済み(Pre‑Configured)エンジン制御機能

  • 純正センサーおよびエンジントリガーのキャリブレーション
  • 直噴+ポート噴射の制御
  • エンジン同期の為のリファレンスモード
  • 排気量・燃料密度・空燃比・燃料圧・インジェクタ線形化などの設定
  • 純正システム向けCANメッセージ(メータ、デフなど)
  • ウエストゲートアクチェーターによるブースト制御
  • 燃料フィルムモデルを用いた過渡補正(直噴対応)
  • 純正ノックセンサーを使用したシリンダー別ノック制御(中心周波数選択加)
  • LTC+Bosch LSU4.9によるラムダ制御
  • 点火+スロットルサーボによるアイドルクローズドループ制御

読み取り可能な純正サブシステム(OE Sensing)

  • ドライブモードスイッチ
  • デファレンシャルモードスイッチ
  • エンジンオイル温度・圧力
  • 冷却水温度
  • ブースト圧
  • 燃料圧(直噴/低圧)
  • ミッション温度
  • ステアリング角・車両加速度・車速(各輪)
  • エアーボックスMass Flow
  • インテークマニーホールド圧・温度
  • クラッチ位置
  • スロットルサーボ・ペダル位置
  • クラッチ
  • ブレーキ(×2)
  • リバース
  • ニュートラル
  • iWT(ダウンシフトブリップ)
  • クルーズスイッチ

制御可能な純正サブシステム(OE Control)

  • エキゾーストバルブサーボ
  • 冷却ファン制御
  • エアーボックスフラップ
  • フューエルパージソレノイド
  • ターボチャーチャーバイパス(ブローオフ)バルブ
  • ダウンシフト時の回転合わせ(Rev Matching)
  • オルタネータ(LIN)

エンジン負荷チャンネル

エンジンロードアベレージチャンネルを使用し、以下のテーブルを制御

  • エンジン回転リミット
  • 点火時期トリム
  • 燃料混合比ターゲット
  • ブーストリミット
  • スロットルリミット

GPR (General Purpose Race)機能

  • ユーザーアクセス管理(複数ユーザー/権限設定)
  • インタークーラー温度監視およびスプレー制御
  • ラップ距離・ラップタイム・ラップ数(BR2 またはスイッチ入力) → スプリット/セクター対応
  • 車速リミッター(ピットスピード制御)
  • ローンチコントロール
  • Race Time System
    • 点火時期トリム
    • 燃料混合比ターゲット
    • ブーストリミット
    • スロットルリミット
  • アンチラグ(高度に構成可能)
    • 点火時期リミット
    • 燃料量トリム
    • イグニッションカット
    • フューエルカット
    • エンジン回転リミット
    • ブーストターゲット
    • スロットルターゲット
  • トラクションコントロール
    • Aim Main
    • Aim Compensation
    • Control Range

オプション機能

  • MoTeC デバイスとの連携
    〇E8XX(エキスパンダ)
    〇PDM(パワーディストリビューションモジュール)
    〇SLM(シフトライトモジュール)
    〇Keypad
    〇Rotary Controller
  • 8 個の設定可能なドライバースイッチ、8 個のロータリースイッチ、そして MoTeC Keypad と Rotary Controller に対応。
    各スイッチは 10 ポジションを持ち、以下の機能に同時に割り当て可能
    • ローンチコントロール
    • ピットスイッチ
    • アンチラグ
    • レースタイムリセット
    • トラクション
    • エンジン回転数リミット(最大値)
    • スロットルレバー特性
    • 燃料量トリム
    • 点火時期調整
    • 燃料混合比ターゲット
    • ブーストリミット
    • トラクションターゲット
    • トラクションコントロールレンジ
  • GPS 取得およびロギング(CAN または RS232 経由)
  • MoTeC デバイスからのデータ受信のため、指定した ID ベースアドレスで ECU CAN 受信が可能
  • PWM 制御によるクーラントポンプ出力
  • 冷却水ポンプアフターラン(追加ポンプ出力オプション)
  • 位置フィードバック付きの切替式インレットマニホールドランナー
  • エンジン稼働時間の総計(エンジンアワーログ用)。
  • 出力ピンとスケーリングを設定可能なパルスタコメーター出力
  • トランスミッション温度の閾値とヒステリシス制御を備えたトランスミッションポンプ出力
  • 入力ピンまたは CAN メッセージ経由で追加可能なセンサーチャンネル
    • 外気温
    • ブレーキ圧
    • 冷却水圧
    • クランクケース圧
    • 排気圧/排気温
    • インタークーラー温度
    • ターボチャージャー回転数
    • ブレーキ圧/ブレーキ位置
    • デフ温度
    • 燃料組成・流量・温度
    • ミッション圧
■動作仕様

Reference Mode(基準モード)

  • このパッケージの M1 Reference Mode は、Toyota 2GR‑FE のパターンに固定

ECU Power(電源動作)

  • プッシュスタートボタンを 1 回押したとき。
  • M1 が Ethernet 経由で M1 Tune アプリケーションに接続されたとき。 接続されている間は、M1 の電源は維持されます。

Engine Start

本パッケージは純正のエンジンスタート手順をそのまま維持しています。

Driver Switches

車内の各種ダイヤルやスイッチは CAN バス経由で取得され、 ECU 内でモード切替を行うために Firmware のリソースへ割り当てられます。 詳細は M1 Tune の Toyota Yaris メイングループのヘルプを参照してください。

Dash Override

車両にオプションの CAN ISO Gateway が組み込まれている場合、Sport Mode ボタンを 5 秒間押し続けると、この機能を有効にすることができます。

Dash Override を有効にすると、純正メーターパネル上の一部の警告メッセージ/警告灯が表示されなくなります。

  • セカンダリーブレーキコリジョンシステム(2次衝突防止)の警告
  • プリコリジョン(衝突被害軽減)システムの故障警告
  • レーントレースアシストの警告メッセージ
  • ダイナミックスタビリティコントロール(横滑り防止)の故障警告灯
  • 低速プリコリジョンシステムの故障警告灯

本来ドライバーに危険を知らせるための警告灯が消えるため、 安全装置が故障していても気づけなくなるので競技車両向けの機能です。

プラグイン配線接続表
■価格表

ECU本体

ロガーアップグレード

  • 製品番号:23011|M1 レベル2 ロガー問合せ
    ☞ロギングレート200Hz、200チャンネル対応
    47,000円(税抜)51,700円(税込)📝 納期確認・見積
  • 製品番号:23012|M1 レベル3 ロガー(要レベル2ロガー)問合せ
    ☞ロギングレート1000Hz、2000チャンネル対応
    75,000円(税抜)82,500円(税込)📝 納期確認・見積
  • 製品番号:23014|M1 PRO ANARYSIS(プロロガー)問合せ
    ☞i2PROによる高度な解析が可能となる
    134,000円(税抜)147,400円(税込)📝 納期確認・見積

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