Honda Civic FK8 2017 M1 Kit

FK8 Civic Type R のために設計された MoTeC Plug-In ECU Kit は、純正ECUを完全に置き換えるモータースポーツグレードの制御システムです。純正ハーネス・センサー・燃料系をそのまま使用でき、加工なしでインストール可能。

M1 ECU を核とするこのキットは、 燃料・点火・スロットル・ブーストを高精度に制御し、K20C ターボエンジンの潜在性能を最大限に引き出します。

さらに、 純正の直噴システムに加えて “セカンダリーポート噴射” に対応。 高出力化、ハイブースト、ハイエタノール燃料での安定運用を可能にし、 純正 ECU では到達できない領域のチューニングを実現します。

純正システムとの統合も綿密に設計されており、

  • プッシュスタート
  • ドライブモード(Comfort / Sport / +R)
  • 直噴制御(高圧ポンプ含む)
  • エンジン回転合わせ(自動ブリッピング)
  • リバースロック
  • 純正メーターの警告機能

などの 純正機能を維持したまま、MoTeC の自由度と拡張性を獲得できます。

即効性のあるパフォーマンスアップから、長期的な車両開発まで対応する、FK8 のための究極の ECU ソリューションです。

本製品は、Honda Civic Type R(FK8 / 2017–2020)専用に設計された Plug-In ECU Kit です。 純正 CAN・LIN 通信を完全に統合し、パワーステアリング、ABS、スタートシステム、メーターパネルなどの純正機能を維持したまま MoTeC 制御へ移行できます。

 ※1.5L モデルなど、その他の Honda Civic には対応していません。

■キット内容

M142 ECU 本体

  • 13142M – M142 ECU Marine

FL5専用アダプターキット

61612 – HONDA CIVIC アダプターボックス

②61404 – M1 アダプター 250mm 26W Key 1 分岐ハーネス

➂61405 – M1 アダプター 250mm 26W Key 3 分岐ハーネス

④61406 – M1 アダプター 250mm 34W Key 1 分岐ハーネス

⑤61407 – M1 アダプター 250mm 34W Key 2 分岐ハーネス

⑥61430 – M1 アダプター LTC ハーネス

⑦61800L – LTC(Lambda to CAN)ロングハーネス

取付用マウントキット

  • 61613 – M142 Honda Civic マウントキット
    ① M5 フラットワッシャー ×3
    ② M5 × 20mm キャップスクリュー ×3
    ➂ ケーブルタイ(4.8 × 200mm)×4   

ライセンス

  • 23320 – M1 LIC – HONDA CIVIC TYPE R K20C
    M142 ECU は、Honda Civic Type R 用ライセンスを適用した状態で動作します。
    本キットには対応ライセンスが含まれており、追加購入は不要です。
■機能詳細

純正システムとの連携

  • 直噴システム(Direct Fuel Injection)
  • プッシュボタンスタート
  • メーターパネル(Dashboard)
  • ドライブモード切替(Comfort / Sport / +R)
  • アダプティブクルーズコントロール
  • 自動ブリッピング(エンジンスピードマッチング)
  • 電動パワーステアリング

事前設定済み(Pre‑Configured)エンジン制御機能

  • OE センサー & トリガーのキャリブレーション
  • 直噴(DI)システム制御
  • エンジン同期(Reference Mode)
  • 排気量・燃料密度・ストイキ・燃圧・インジェクタの初期設定
  • OE CAN メッセージ対応
  • OE オルタネータの LIN 制御
  • ブースト制御(WG アクチュエータ & バイパスソレノイド)
  • 燃料フィルムモデルによる過渡補正
  • LTC によるラムダ制御(純正 LSU4.9 使用)
  • ノック制御(各気筒・純正ノックセンサー・センタ周波数選択)
  • アイドル制御(点火 & スロットルサーボ) 

読み取り可能な純正サブシステム(OE Sensing)

  • Drive Mode スイッチ
  • エンジンオイル圧
  • 水温
  • ブースト圧
  • 燃圧(高圧・低圧)
  • 車両加速度 & 各輪速
  • エアボックス流量
  • 吸気圧 & 吸気温
  • クラッチ位置
  • スロットルサーボ & ペダル位置
  • ギア入力軸回転数
  • ブーストサーボ位置
  • クラッチスイッチ
  • ブレーキ圧 & ブレーキスイッチ
  • リバースゲート
  • ニュートラルゲート
  • クルーズコントロールスイッチ 

制御可能な純正サブシステム(OE Control)

  • 冷却ファン
  • VTEC(可変バルブリフト)
  • パージソレノイド
  • ターボ WG アクチュエータ & バイパスバルブ
  • ダウンシフト時の自動ブリッピング
  • オルタネータ(LIN)
  • リバースギアロックアウトソレノイド
  • エアコンコンプレッサークラッチ

GPR (General Purpose Race)機能

  • エンジン負荷平均チャンネル
  • 点火・燃料・ブースト・スロットルの各種補正テーブル
  • 多段階ユーザーアクセス(セキュリティ)
  • インタークーラー温度管理 & スプレー制御
  • ラップ距離・タイム・セクター
  • ピットスピードリミッター
  • ローンチコントロール
  • レースタイム制御
  • アンチラグ(点火・燃料・カット・ブースト・スロットル)
  • トラクションコントロール(Aim / Compensation / Range)

オプション機能

  • 追加インジェクション(ポート噴射)
    DI+セカンダリPFI のハイブリッド燃料制御が可能
     
  • MoTeC デバイスとの連携
    〇E8XX(エキスパンダ)
    〇PDM(パワーディストリビューションモジュール)
    〇SLM(シフトライトモジュール)
    〇Keypad
    〇Rotary Controller
     
  • スイッチ・ロータリースイッチの高度マッピング
    〇8つのドライバースイッチ
    〇8つのロータリースイッチ
    〇Keypad / Rotary Controller の 10 ポジション
    これらを同時に以下へ割り当て可能:
     ・Launch Control
     ・Pit Switch
     ・Anti‑Lag
     ・Traction
     ・Race Time Reset
     ・Engine Speed Limit Max
     ・Throttle Translation
     ・Fuel Volume Trim
     ・Ignition Timing
     ・Fuel Mixture Aim
     ・Boost Limit
     ・Traction Aim
     ・Traction Control Range
     → プロレース車両のような操作体系が構築できる。
     
  • GPS ログ・CAN 受信
  • 冷却系の拡張
    〇PWM 冷却ポンプ制御
    〇エンジン停止後のアフターラン制御
    〇追加ポンプにも対応
    → サーキット走行での熱対策に有効。
     
  • 可変インマニ(IMRC)制御
  • トランスミッションオイルポンプ制御
  • 追加センサーの拡張(入力ピン or CAN)
    〇外気温
    〇ブレーキ圧
    〇冷却水圧
    〇クランクケース圧
    〇油温
    〇排気温・排気圧
    〇インタークーラー温度
    〇ターボ回転数
    〇デフ温度
    〇燃料組成・流量・温度
    〇トランスミッション温度・圧力
    → フルレース車両レベルのモニタリングが可能。
■動作仕様

Reference Mode(基準モード)

  • Honda K20C専用で固定

ECU Power(電源動作)

  • イモビライザーと連動して起動
    〇車がロック状態→ ECU はスリープ
    〇ドアを開ける / ロック解除 → ECU が自動で起動
    → 純正車両と同じ動作。
     
  • M1 Tune に接続中は電源が落ちない
    〇Ethernet で接続すると接続が切れるまで ECU は強制的に起動状態を維持
    → チューニング中に勝手に落ちないようにするため。
     
  • 電源 OFF のタイミング
    〇車をロック → 約45秒で ECU がスリープ
    〇全ドア閉 → 約90秒でスリープ
    〇ドアが開いたまま → 20〜30分かかる
    → 純正イモビのスリープ仕様に合わせている。

ECU リセット時の注意

イグニッション ON のままリセットすると CAN/LIN が一時停止し、 メーターや車両モジュールがエラーを出すため、リセットは必ずイグニッション OFF で行う。

ファームウェア更新手順

ファームウェア更新中は LIN 通信が一時停止するため、冷却ファンが動かなくなる。 その状態でエンジンをかけるとオーバーヒートする危険があるので、正しい手順で電源を落とす必要があります。
<正しい更新手順(要約)>
 ① イグニッション OFF の状態で ドアを開ける or リモコンでロック解除 → ECU が起動
 ② Ethernet で M1 Tune に接続
 ➂ ファームウェアを送信(通常通り)
 ④ 送信完了後に ECU を正しく電源 OFF
  a. イグニッション OFF → 全ドア閉 → 車をロック
  b. Ethernet ケーブルを抜く
  c. 約45秒待つ
  d. ケーブルを再接続して ECU が落ちているか確認
  e. 落ちていなければ再試行
  f. ECU がスリープした後、再度接続して LIN Diagnostic が “OK” になるまで確認
   Bit Error は LIN 通信に影響しない(診断上の表示のみ)
この手順はファームウェア更新時のみ必要 → 通常のパッケージ送信では LIN は途切れません。

Engine Start

本パッケージは純正のエンジンスタート手順をそのまま維持しています。 スマートキーを車内に所持し、クラッチを踏んでスタートボタンを押すだけで 純正同様にエンジンを始動できます。

Driver Switches

本パッケージは、車両 CAN バス経由で純正スイッチを取得し、 ECU 内の各種モード切替(ブースト、トラクション、ランチコントロール等)に 自由に割り当てることができます。

Reverse Lockout

車速が 5 km/h を超えると、リバースロックアウトソレノイドが作動し、 誤ってバックギアに入ることを防止します。MoTeC パッケージでも純正同様の 安全機能が維持されます。

Cruise Control

本パッケージは純正のクルーズコントロール機能を完全に維持し、 Adaptive Cruise Control、Lane Keeping Assist、Low Speed Follow などの 純正安全支援システムがそのまま動作します。 なお、Adjustable Speed Limiter には対応していません。
  〇Adaptive Cruise Control(車間維持)対応
  〇Lane Keeping Assist(車線維持)対応
  〇Low Speed Follow(渋滞追従)対応
  〇Adjustable Speed Limiter(手動設定式スピードリミッター)非対応

Adjustable Driving Modes

本パッケージは純正の Drive Mode(Comfort / Sport / +R )を完全に維持。

ドライブモードは MoTeC 内で「ドライバースイッチ」として再利用でき、モード切り替えを以下の機能に割り当て可能。

  • ローンチコントロール
  • ピットリミッター
  • アンチラグ
  • トラクション
  • レースタイムリセット
  • エンジン回転リミット最大値
  • スロットルペダルのマッピング
  • 燃料量トリム
  • 点火時期
  • 空燃比ターゲット
  • ブーストリミット
  • トラクション Aim
  • トラクションコントロール Range

Engine Mode(エンジンモード)は → スロットルペダルのマッピング(Throttle Pedal Translation)にリンクしている。

Dash Lights

本パッケージは純正メーターの警告灯動作を維持し、 Check Engine、PGM-FI、油圧警告灯は MoTeC の診断結果に基づいて正しく点灯します。 なお、純正の Engine Oil Level Warning(油量警告灯)はサポート対象外です。

プラグイン配線接続表
■価格表

ECU本体

データロガーアップグレード

  • 製品番号:23011|M1 レベル2 ロガー問合せ
    ☞ロギングレート200Hz、200チャンネル対応
    47,000円(税抜)51,700円(税込)📝 納期確認・見積
  • 製品番号:23012|M1 レベル3 ロガー(要レベル2ロガー)問合せ
    ☞ロギングレート1000Hz、2000チャンネル対応
    75,000円(税抜)82,500円(税込)📝 納期確認・見積
  • 製品番号:23014|M1 PRO ANARYSIS(プロロガー)問合せ
    ☞i2PROによる高度な解析が可能となる
    134,000円(税抜)147,400円(税込)📝 納期確認・見積

M1シリーズ 関連用品・オプションパーツ

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