AVO Ref Sync Simurator

Ref/Sync の同期ロジックは、静的な図だけでは理解が難しい領域です。 本ページでは、クランク角信号と同期信号の関係を 動作シミュレーションとして可視化 し、 同期位置の変更による挙動をリアルタイムに確認できます。 M1 の同期ロジックを確実に理解するための、実践型の学習ツールです。

M1 の設定項目の中でも特に理解が難しい “Eng Speed Ref Offset” を正しく把握していただくために、 AVO ではまず「M1簡易エンジン始動ガイド」にて、REF と SYNC の歯位置関係から Cycle Lock Position がどのように決定されるか、 そして Eng Speed Ref Offset をどのように算出するかを、タイムチャート形式で分かりやすく解説してきました。

今回、その内容をさらに一歩進め、 エンジンの回転とセンサー信号の関係を “視覚的に理解できる” ようアニメーション化しました。 REF/SYNC ホイールの初期位置を基準とし、位置を変更した際の Cycle Lock Position の変化や、 Eng Speed Ref Offset の測定イメージを、実際の動きとしてじっくり観察できます。また、本シミュレーションでは REF/SYNC の角度を任意に変更できるように設計しており、 クランク角 0° 時点の初期位置関係をユーザー自身が再現・調整できます。 実際のエンジンで起こり得るセンサー取付位置のズレや位相差を、 視覚的に確認しながら理解できるようになっています。

なお、本シミュレーションで表示される各種数値や Falling Edge の検知タイミングなどは、 実際のセンサー波形や M1 内部処理を厳密に再現したものではありません。 REF/SYNC の位置関係や Cycle Lock の決定ロジックを 概念的に理解するための参考モデルとして構成しています。 実際のエンジンでは、センサー種類(VR/Hall)、歯形状、波形の立ち上がり/立ち下がり、 エッジ検出の遅れ、信号整形処理などにより検知タイミングは変化します。

最終的な実務では、タイミングライトを使用しながら Eng Speed Ref Offset を微調整し、 点火時期を正確に合わせ込む必要があります。 本シミュレーションはその前段階として、 Cycle Lock Position と Eng Speed Ref Offset の “概念” を確実に理解するための参考資料として 役立てば幸いです。

■AVO Ref Sync SimuratorMulti tooth
■AVO Ref Sync Simurator Missing tooth